ラストマイルは物流をテーマとした映画作品になります。主人公の2人は物流倉庫の荷物に仕込まれた爆弾の謎を調査することになります。
物流業界の中でも様々な角度から物語が描かれているため、物流会社・運搬会社・運搬をする人たちという3つの視点から物語が描かれているのが魅力です。
そんなラストマイルの登場人物の1人が「五十嵐」という男です。五十嵐は物流会社に勤める主人公の上司であり、ディーンフジオカが演じているキャラクターになります。
こちらの記事では、ラストマイルのラストのネタバレについて振り返ったうえで、五十嵐がとった行動の意図について考察していければと思います。
こんにちはっキュ!
Q太郎とシュゾーだ。
ラストマイル、めちゃくちゃおしゃれで面白かったっキュ~!
キャラクターたちがみんなカッコよかったよなあ
ところで最後の五十嵐の行動はなんだったっキュ?
そこで、こちらの記事では以下のような内容についてご紹介していきます!
〇こちらの記事はこんな人におすすめです!
- 映画「ラストマイル」の五十嵐のラストシーンの行動に疑問を抱いた方
- 映画「ラストマイル」に関する考察について知りたい方
こちらの記事を参考に、ラストマイルの謎について解決していこうな
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1.[ネタバレ有]ラストマイルのラストシーンの五十嵐の行動について
ラストマイルのネタバレについて、まずは振り返っていきましょう。
ラストマイルの犯人は会社のせいで植物人間となった「山崎」の恋人、筧まりかでした。筧まりかは爆弾を倉庫に潜ませたのち、最初に自殺していたのです。
彼女は「山崎が植物人間になった原因は会社のせいであり、復讐をする」ことを目的として行動していました。
山崎は忙しくなるブラックフライデーの前に工場の3Fから飛び降り、植物人間になってしまいました。その原因は仕事のために追い詰められてしまったからです。
ベルトコンベアを止めて稼働率0にするために飛び降りをしたものの、当時の上司だった五十嵐は工場を止めることなく、動かし続けたのです。
本編での事件解決後、主人公のエレナから五十嵐に「爆弾が残っている」と告げられて彼は工場へとやってきます。そこで、彼は動揺した様子でロッカーを見て、ふらふらと工場内を歩き回り、山崎が飛び降りた場所から工場を眺めました。
そこで物語は幕を閉じるのでした。
以上がラストマイルのネタバレになります。
2.[ネタバレ有]映画「ラストマイル」の五十嵐の行動に関する考察
それでは、上記の情報を踏まえて五十嵐の行動の意図について考察していきます。
2-1.五十嵐自身に罪悪感があった
五十嵐の行動は全体的に動揺や困惑などの感情が伺える様子でした。そのため、ロッカーを見た際も唖然とした様子で、工場内をふらふらしている際は茫然自失でした。
また、五十嵐自身映画の途中で主人公と会話するシーンで「こうする(工場を動かし続ける)しかなかった」と発言していたことから、彼の中にも罪悪感があったと考えられるのではないでしょうか。
このように、罪悪感や後悔などが大きかったと考えられます。
2-2.目障りだと感じていた
同時に、五十嵐は工場を止める原因になった山崎を目障りと感じていたと考えられます。そのために、自らの地位に対して不安を覚え動揺していたのではないでしょうか。
五十嵐自身「仕事や自らの地位」を最優先と考えている男であったことが本編より伺えます。そのため、山崎のロッカーに刻まれたメッセージを見て疎ましく感じ、あのような行動を取った可能性も考えられます。
まとめ
- 映画「ラストマイル」の五十嵐は工場が止まってしまった挙句、赤字が出てしまった原因となった山崎を疎ましく感じて動揺していた可能性が考えられる
- 映画「ラストマイル」では五十嵐は”人間らしさ”も描かれている人物だったため、山崎が死んだことを後悔していた説もあり得る
ラストマイルでは五十嵐は自らがした行為に罪悪感と苛立ちを感じたのではないかと考えられます。彼自身自らの地位に対して保守的なところがある一方で、山崎の行動に対して後悔していた側面もあると考えられます。
皆さんもぜひ映画本編を見て、五十嵐の行動の意図について考えてみてはいかがでしょうか。
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