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ネタバレあり考察!映画「すずめの戸締り」で草太が扉の鍵を閉める際に唱えている呪文の意味について知りたい!

f:id:QTARO_TO_SYUZO:20210928155151p:plainこんにちはっキュ!

f:id:QTARO_TO_SYUZO:20210928155243p:plainQ太郎とシュゾーだ。

 

※すずめの戸締り考察まとめに関しては以下の記事からご覧ください※

 

qtaro-to-syuzo.hateblo.jp

 

すずめの戸締り、実際の歴史や神様なども

作品に取り入れつつ現代に綺麗に落とし込まれていましたね。

 

かしこみかしこみ~

 

それは草太の呪文か?

 

あれ何言ってんだっキュ?

 

そこで、こちらの記事では以下のような内容についてご紹介していきます!

 

〇こちらの記事はこんな人におすすめです!

  • すずめの戸締りで草太が扉を閉じてミミズを封印する際の言葉について知りたい方
  • すずめの戸締りで鍵を閉じるために唱えられている呪文の意味について詳しく考察していきたい方

 

 

こちらの記事で新海誠が映画に込めた

歴史的な背景を掘り下げていってみようぜ~!!

 

1.映画「すずめの戸締り」で扉を閉めるときの呪文について簡単に教えて!

 

草太が扉の鍵を顕現させるために

詠唱している呪文であり、おそらく閉じ師の家に

遥か太古から伝わっている呪文なんだと思われるっキュ

 

パンフレットを見てみると、以下のような呪文であることが分かりました。

 

◎ここがポイント!

かけまくしもかしこき日不見の神よ。
遠つ御祖の産土よ。
久しく拝領つかまつったこの山河
かしこみかしこみ謹んで、お返し申す。

 

古文だな

 

古文だっキュ

 

閉じ師は江戸時代の頃からいた、ということが

本編でも語られていることからおそらく古文なのでしょう。

 

具体的な意味についてと、どのような意味合いから

この呪文になったかは以降の項目にて説明していくぜ~

 

2.映画「すずめの戸締り」で扉を閉じるときの言葉がどのような意味なのか考察してみました!

 

それではワンフレーズずつ見ていきましょうっキュ

 

・かけましくもかしこき 日不見の神よ

「掛介麻久母畏伎」というのは”声に出して言うのも恐ろしい”という、

祝詞の初めのフレーズみたいだっキュ

 

祝詞というのは簡単に言えば神様に対してのお言葉を指しており、

この呪文がミミズという神様に対する言葉だということが分かりますね。

 

日不見の神=普段は常世にいるミミズのことを指しているんだろうな

 

日不見自体はモグラの一種のことを指しているが、

地面に潜り続けて日の光を普段は浴びない、ということから

かつてはそう呼ばれていたのではないかと推測されます。

 

参考:かけまくもかしこき・・・

 

・遠つ御祖の産土よ

遠くにある、遠い+ご先祖様+人の出生地 という単語の組み合わせであり、

つまりは「はるか昔のご先祖様の生まれた土地よ」ということでしょう。

 

・久しく拝領つかまつったこの山河

久しぶりに見させていただいたこの山河 という意味で、

おそらくすずめも見ていた通りで過去の景色を見させていただいた

ことを意味しているのでしょう。

 

・かしこみかしこみ謹んで、お返し申す。

「かしこみかしこみ」というのも祝詞で使われる言葉であり、

”恐れ多いと思う”という意味の単語になります。

恐れ多いですが、お返しをお伝えさせていただきます。という意味ですね。

 

まとめると以下のような意味になるぜ

 

◎ここがポイント!

声に出して言うのも恐ろしい ミミズ(日不見)神様よ
はるか昔のご先祖様の生まれた土地よ
久しぶりに見させていただいたこの山河
恐れ多いですが、お返しをお伝えさせていただきます
 

まぁ要するに、ミミズとご先祖様に敬意を払ったうえで、

元の場所に戻っていただきたい!とお伝えしてるってことだな
 

ミミズはかつて地震を起こす強大かつ危険な存在だったからこそ、

敬意を払うべき存在だったんだっキュね
 
このように、ミミズという神様に敬意を払ったうえで
常世に帰っていただきたいことをお伝えしているという意味があると言えますね
 
 

まとめ

  • 映画「すずめの戸締り」で扉を閉じる際に唱えられている呪文は古文
  • 映画「すずめの戸締り」で唱えられている呪文はミミズとご先祖様への敬意をこめて元の場所に帰っていただくための祝詞の一種

 

 

ぜひともすずめの戸締りの歴史まで含めて楽しんでっキュ!

 

小説版もありますよ。

 

 

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