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宮崎駿監督「君たちはどう生きるか」大叔父の正体や目的、役割について考察!

君たちはどう生きるかの重要人物である大叔父について紐解いていきます。

引用:公式画像

宮崎駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」は世界観やストーリーに謎が多いですが、その中でも正体が計り知れない存在が「大叔父」でした。

果たして彼は何をしたかったのか、その行動の意図や物語における役割について、ネタバレ有りで考察をしていこうと思います。

f:id:QTARO_TO_SYUZO:20210928155151p:plainこんにちはっキュ!

f:id:QTARO_TO_SYUZO:20210928155243p:plainQ太郎とシュゾーだ。

 

君たちはどう生きるのか…謎が多かったっキュ…

 

まぁ分かりやすい作品とはいいがたいよな…

 

そこで、こちらの記事では以下のような内容についてご紹介していきます!

〇こちらの記事はこんな人におすすめです!

 

こちらの記事を読んで、大叔父のことを理解して

君たちはどう生きるかの世界観を掘り下げていきましょうっキュ!

 

書籍版はこちらからぜひ購入して読んでみて下さいね。

 

1.ネタバレあり!映画「君たちはどう生きるか」大叔父について

大叔父は君たちはどう生きるのかのキーパーソンの一人であり、主人公の眞人のご先祖様にあたる人物です。

 

下の世界の創造主であり、石を積み上げることで世界の均衡を保ち続けてました。かつては上の世界の在り方に絶望し、発狂してしまった結果行方をくらました存在です。

 

主人公である眞人に役割を継がせようとするために、「13個の石を3日ごとに積み続けてほしい」「君が好きなように積んでいい」と声をかけました。

 

その願いに対する眞人の返答は「僕は悪い人間なので」と言って断り、義理の母親である夏子と共に下の世界を去るというものでした。

 

大叔父はそんな眞人の決断に対して、納得を示したうえで下の世界と共に消えていきました。

2.大叔父について考察!下の世界を作り出した理由と役割について

 

大叔父とはどのような存在で、なぜあのような下の世界を作り出したのでしょうか?

考察をしていきます。

 2-1.大叔父の作り出したかった世界について

大叔父が作り出したかった世界は、「物語のような世界」であると考えられます。

世界観が過去のジブリ作品に類似した傾向があり、様々な世界と繋がっている場所であるということから予測されます。

 

また、本を愛した人物であるということや、下の世界の住人である黒い存在達が「殺生ができない」ということから、下の世界を食物連鎖以外の死が存在しない、自由な世界」にしたかったのではないでしょうか。

 

しかし、その願いも長くは続かずインコ(人間)たちが増えていってしまい、結果的に世界は終わりを迎えてしまいました。

 2-2.大叔父の役割や存在について

大叔父の役割は下の世界の創生者であり、眞人に「どうに生きるか」を提示するための存在と言えるでしょう。

 

自らの世界を継いで自分のための世界を構築することもできるし、元の世界に戻って生きることもできる。

13個の石を自らが思うように積み上げて、自分自身の望む世界を作ることもできる。

 

あの物語では、主人公である眞人には沢山の選択肢が与えられました。その中から、「君はどう生きる」か、訪ねるための存在であったと言えるでしょう。

 

このように、大叔父は物語の導き手のような存在と言えます。

まとめ

  • 君たちはどう生きるか」の大叔父の正体は下の世界の創生主であり、自分自身望む別の世界を生み出すために石を積み上げ続けている存在である
  • 大叔父は下の世界を「意図的な殺生ができない世界」にしようとしていたのではないかと考えられる
  • 君たちはどう生きるの大叔父は、物語の題材である「どのように生きるか」を主人公に問うための重要な役割を担った存在

 

このように、大叔父は「君たちはどう生きるか」という映画の導き手のような存在であると言えます。また、方々では「宮崎駿説」も囁かれておりますが、創生者、という観点ではこれも一つの考え方なのかもしれませんね。

 

考察は色々な考え方があります。こちらのサイトの考察を一つの参考にして、ぜひあなただけの「君たちはどう生きるか」について考えてみてくださいね。

 

大叔父の役割について理解したうえで、世界観を掘り下げていこうな!

 

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