発達障害を抱える人の中には、IQが特定の箇所のみ低く、それ以外は高いという人も多いです。そのため、発達障害者の中には高IQ、高学歴の人もいます。
しかし、高学歴の発達障害者には「高学歴」だからこその悩みがあります。
こちらの記事では、一般的には高学歴に分類されるADHD、ASDのQ太郎の体験談を元に、高学歴の発達障害者が抱える苦労や悩みを紹介していきます。
その上で、そのような悩みの解決策についても併せて説明していきます。
こんにちはっキュ!
Q太郎とシュゾーだ。
高学歴って言われても研究室や社会では落ちこぼれなので困るっキュ
高学歴って自分で言っちゃう?
今回はそういうテーマの記事だから言うっキュ
そこで、こちらの記事では以下のような内容についてご紹介していきます!
〇こちらの記事はこんな人におすすめです!
こちらの記事を参考に、高学歴の発達障害だからこその苦労を知ってくれよな
1.高学歷の発達障害者の学生や社会人が抱える課題や悩み4選
高学歴の発達障害者が抱える悩みや困り事について、詳しく紹介していきます。
1-1.発達障害の診断やコンサータが貰えない
体験談は以下の記事をご覧ください。
高学歴だから、という理由で発達障害の診断が貰えなかったり、コンサータを処法してもらえない事があります。
発達障害の方は多動やこだわりなどの特性を抱えている方が多いため、勉強ができないと考えている医者も多いです。
そのため、通知表を見せたり、現状について話した結果「学歴も高いし発達障害じゃないよ」と言われてしまう場合があります。
1-2.勉強以外ができない
マルチタスクやコミュニケーションができないために授業や仕事でつまずいてしまう方も多いです。受験は学力、就活は学歴があれば乗り越えられる場合もあります。
しかし、研究では要領や効率の良さ、手先の器用さが求められます。また、社会人になると頭が良いだけでは通用しません。
身体障害や知的障害と違い、発達障害の理解度は未だに低いです。その結果、周囲の無理解のせいで能力が発揮できず、落ちこぼれて心が折れてしまったり燃え尽き症候群になってしまう方も少なくありません。
実際にボクも研究がうまくできなくて教授にボロクソ言われたり、
職場でパワハラまがいを行為を受けてメンタルを病んだっキュ…
学歴=全てではないんです。
1-3.周囲の理解が得にくい
「発達障害なの?高学歴なのに?」と理解のない人から言われてしまう事も多いです。
発達障害について詳しくない人からすれば、仕事や勉強などができない言い訳に捉えられてしまう場合もあります。
発達障害のことがよく分からないと学歴と紐づかないんだよな…
1-4. 就活がうまくいかない
面接で躓いてしまう方も多く、 内定を貰えないことに悩んでいる方もいます。発達障害の方は面接のような予測のできないことを苦手とする人が多く、就活で辛い思いをする人もいます。
学歴があるから良い会社に入れるというわけではありません。
実際に僕も就活で50社くらい面接を受けたり履歴書を送ったりして、
最終面接も5~10社程度受けたけど内定は1か所しかもらえなかったっキュ
※リーマンショック後で就職難な時期だったことも影響してるかもしれません
2.高学歴の発達障害者が抱く課題や悩みを解決するための方法
高学歴の発達障害者は、「高学歴」「発達障害」という2つのレッテルに板ばさみになって悩んでいます。そこで、高学歴な発達障害の方がお悩みや困り事を解決するための方法についてご紹介します。
2-1. 高学歴である事を忘れる
「高学歴である」という自分の中のプライドがあるため、上手くいかないと悩んだり、苦労してしまいます。
そのため、自分の学歴を気にしないようにする事で肩の荷を下ろせます。
高学歴じゃん、自慢するなよ、などと言われたら
「自分はそう思ってない」と伝えるようにするのがおすすめっキュ
2-2. 発達障害を個性として捉える
「発達障害のせいで上手くいかない」と考えていると病みやすいです。そのため、発達障害である事を気にせず、ありのまま振る舞えるようにしましょう。
非常に難しいけれど、一番楽になれる方法だ
人間誰しもいいところと悪いところはあります。すぐにではなく、少しずつ「自分らしさ」と考えられるようにマインドを切り替えていくといいです。
2-3. 自分らしくいれる場所を選ぶ
研究室選びや就活では、発達障害があっても通いやすい場所を選びましょう。
ポイントは以下の通りです。
◎ここがポイント!
発達障害の方はマルチタスクは苦手ですが、一つのことに熱中して取り組むことが得意です。そのため、自分のペースで研究が仕事を進められる環境選びが重要です。
また、どなられたり過度な叱責を受けて自信を喪失したり、やる気をなくしてしまう人も多いです。
実際に僕も研究室で陰口と「ダメだ」を連呼され
て成果報告で涙が止まらなくて休んだこともあるっキュ
職場では露骨に低い評価をつけられた上に怒鳴ってくる
上司があてがわれて、場面緘黙と吃音を発症した経験もあるッキュ
そのため、ピリピリした印象の場所は避けて、安心して過ごせる環境を選ぶようにしましょう。
まとめ
- 高学歴の発達障害者は「学歴」という肩書きのせいで障害を理解してもらえなかったり、うまくいかず挫折してしまうことがある
- 高学歴の発達障害者の悩みや困り事を解決するためには、レッテルを気にせず過ごしやすい場所で力を発揮することがおすすめ
このように、発達障害を抱えている高学歴の方は様々な悩みを抱えています。そして、その悩みは様々なレッテルに基づいたものです。
そのため、環境選びやマインドの切り替えなどで乗り切れる要する必要があります。
自分に合ったやり方で頑張っていきましょうっキュ~!!
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