障害者雇用とは、身体・精神・発達障害を抱えた人達を一定数以上雇う必要がある、雇わないと一定額の支払いを要求するという決まりです。2023年現在、精神・発達障害を抱えた人達の雇用を推進する動きも見られます。
しかし、障害者雇用で採用された人たちに仕事を振らない結果、社内ニートになる問題も見受けられます。
こちらの記事では障害者雇用で採用された人が社内ニートになってしまう原因と解決策を紹介します。
こんにちはっキュ!
Q太郎とシュゾーだ。
どうして障害者採用された社員が社内ニートになるケースが多いっキュ?
相互理解がうまくいってないからだな
そこで、こちらの記事では以下のような内容についてご紹介していきます!
〇こちらの記事はこんな人におすすめです!
こちらの記事で障害者雇用で採用した社員が
社内ニートになる理由をしっかりと押さえような
1.障害者雇用で社内ニートになってしまう3つの原因
障害者雇用で採用した社員が社内ニートになってしまう原因には以下の3つが挙げられます。
1-1.どのような仕事を振ればいいか分からない
障害者雇用で採用した社員にどんな仕事を任せればいいのか企業が分からないことがあります。
障害がある人は障害によってできることが異なっています。障害に理解のない会社だと、「障害がある人に何を任せればいいんだろう」と思われる場合があります。
その結果、仕事を振らずに放置してしまい、社内ニートになってしまう場合が少なからずあります。
会社側で障害者雇用の社員にどんな仕事を任せるか決めておくことが大切だ
1-2.能力不足などが原因で仕事を振ってもらえない
障害者雇用で採用された社員の能力が足りず、仕事を振らない恐れがあります。
面接だけでは相手の能力や性格を全て把握することはできません。そのため、採用した後に仕事を任せるほどの実力がないと分かることもあります。
経歴詐称などの原因がないと、クビにすることは難しいです。そのため、採用後に仕事を振れないと分かり、放置されて社内ニートになってしまうことがあります。
能力の相互理解ができていない、育成の余裕がない会社である原因っキュ
1-3.会社側の体制に問題がある
そもそも会社側の体制に問題がある恐れがあります。
会社は障害者雇用をやるにあたって、以下のような準備をしておく必要があります。
◎ここがポイント!
- どんな仕事を任せるか
- 誰がどのように指導を行うか
- 就業規則の整備
社内ニートを放置して、その社員がつらいと感じた場合ハラスメントとみなされるかもしれません。
大きな問題に発展することを避けるためにも、障害者採用の社員の役割は事前にハッキリさせておきましょう。
2.障害者雇用で社内ニートになった際の解決策
もし障害者雇用で採用した社員が社内ニートになってしまった場合、以下のような手段で解決する必要があります。
◎ここがポイント!
- 専門機関に入ってもらい、会社と相談する
- 自分のできることをまとめて渡し、話し合う
- 病院で医者に相談してまとめてもらう
国や市町村には障害者雇用のサポートをしてくれる組織があります。専門家の力を借りて相談しながら仕事を任せていくといいでしょう。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
企業、雇用者の間に立って中立的かつ有益な意見がもらえる
また、障害者雇用の社員に自身の取説を作ってそれを元に話し合うのも効果的です。以下のリンク先のようなテンプレートを使ってみてください。
自分の「障がいマニュアル」をつくろう![実践編] - 就活お役立ち - チャレンジド 障がい者のための就職情報 - マイナビ2024
病院で医者に診断書と意見をまとめてもらい、それを元に仕事を決めていくのも1つの手段になります。障害について知見のある人からの意見は参考になるでしょう。
まとめ
障害者採用を行う際は、企業側の事前準備が必要不可欠です。障害者を仕方なく雇うのではなく、その人の力を最大限発揮してもらえるよう環境を整えましょう。
障害者雇用を利用して就職しようと思っている人は、社内ニートにならないよう面接で業務内容などをしっかり確認するようにしてください。
また、採用後は第3者の力を借りながら、仕事の調整をしていくことが重要です。障害に関する知識を持つ専門家の意見を踏まえて、会社と雇用者でしっかりと話し合うようにしてください。
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