VRoidStudioを使えばMMDモデルを手軽に作成可能です。ただし、モデル作成の際には「貫通」と呼ばれる現象に気をつけなければいけません。
貫通とは、モデルの一部が身体をすり抜けてしまったり、はみ出てしまう問題です。
こちらの記事ではVRoidStudioで作成したモデルをMMDで動かすと貫通してしまう際の解決策を紹介します。
こんにちはっキュ!
Q太郎とシュゾーだ。
VRoidStudioで作ったモデルの髪の毛がおかしなことになっているっキュ…
これは酷いな
なんでこんな理不尽な動きをするんだっキュ?
そこで、こちらの記事では以下のような内容についてご紹介していきます!
- 1.VRoidStudioで作成したモデルの髪の毛が貫通する原因
- 2.VRoidStudioで作成したモデルの髪の毛が貫通するのを防ぐ方法
- 3.VRoidStudioで作成した貫通を修正したモデルをMMDで躍らせてみた
- まとめ
〇こちらの記事はこんな人におすすめです!
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VRoidStudioで作成したモデルの髪の毛が貫通する原因を知りたい方
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VRoidStudioのモデルで貫通が起こった際の対処法を探している方
こちらの記事で、VRoidStudioの髪の毛が貫通する問題を解決しような
VRoidStudio、MMDに関する記事は以下のリンク先にまとまっています。
1.VRoidStudioで作成したモデルの髪の毛が貫通する原因
VRoidStudioで作成したモデルの髪の毛が貫通してしまうのは「髪の毛の揺れの設定」が原因です。髪の毛の貫通を防ぐためにはボーンと髪の毛の設定を見直す必要があります。
画像の様に、髪の毛が動く位置が神の根元まで含まれているため、おかしな動きになってしまっているのです。そのため、VRoidStudioの「髪の毛の揺れを設定する」から髪の毛が身体を貫通しないようパラメータを調整していきましょう。
2.VRoidStudioで作成したモデルの髪の毛が貫通するのを防ぐ方法
VRoidStudioで作成したモデルで貫通が発生してしまう場合、パラメータを調整する必要があります。
以下の手順に従って、設定をいじっていきましょう。
1.「固定点」のパラメータを調整して毛先のみが揺れるようにする
矢印の位置を見ながら、先端のみが揺れるように値を調整してください。
2.「衝突判定」の数値を大きめにする
「0.05から0.1」が1つの目安です。
衝突判定とはコライダーという領域の大きさを設定になります。コライダーの中には別の動くパーツが入らないようになっています。
数値を大きくするほどコライダーが大きくなり、別のパーツが入りにくくなるため貫通が起こらなくなるという仕組みです。
設定を変更した後は、調整して右上の「カメラマーク」をクリック→風を吹かせて髪の毛の動きを確かめてみましょう。
もし衝突判定を大きくしても貫通する場合は、髪の毛の可動域を小さくしたり、ボーンの本数を少なくして調整を繰り返してみてください。
3.VRoidStudioで作成した貫通を修正したモデルをMMDで躍らせてみた
衝突判定を修正したモデルをMMDで躍らせてみました。
うちの子の動画をぜひ見てください。
髪の毛の貫通が最小限に収まっており、貫通が目立ちにくくなりました。また、最初の画像のようなあらぬ方向に髪の毛が動く現象は解決しています。
このように、髪の毛の揺れの設定を最小限に抑えることで貫通を極力抑えることが可能です。
もし設定の調整だけで貫通が解決しない場合は。専用のツール「PMXEditor」を使って剛体設定を調整しなければいけません。手段については。別途記事で紹介いたします。
※ 現在作成中です。
まとめ
- VRoidStudioで作成したモデルの髪の毛が貫通する原因は、揺れの設定が正しく行えていないため
- VroidStudioで作成したモデルの髪の毛が貫通する場合は、固定点やボーンの数、衝突判定のパラメータを調整する必要がある
- MMDで躍らせて貫通が解決していない場合は、PMXEditorを使って剛体設定を調整すること
VRoidStudioでモデルを作成すると、貫通はよく生じてしまいます。そのため、設定を調整して解決しなければいけません。
もしVRoidStudioで設定を調整した後、MMDで躍らせても貫通が起こる場合は衝突判定をPMXEditorを使って見直す必要があります。
VRoidStudioの設定をマスターして、貫通を防いであげましょうっキュ!
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