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発達障害で仕事ができない部下や同僚にはメモを取らせよう!おすすめの方法やテクニックをご紹介!

今週のお題「メモ」

発達障害の人の中にはメモを上手に取れないタイプの方もいるんです。

発達障害ASDADHDなど)の部下が仕事ができなくて困っている…イライラするからやめてほしい…と思っている方もいらっしゃると思います。実はそんな発達障害の部下や同僚が仕事がうまくできずに困っていることには原因があるかもしれません。

その原因の一つこそが「上手にメモを取れないこと」なのです。

 

f:id:QTARO_TO_SYUZO:20210928155151p:plainこんにちはっキュ!

f:id:QTARO_TO_SYUZO:20210928155243p:plainQ太郎とシュゾーだ。

 

うう…仕事でまた凡ミスして上司に怒鳴られちゃったっキュ…

 

おいおい…辛いなぁそりゃ 原因に何か心当たりはあるのか?

 

メモはしっかり取ってたっキュ

 

どれどれ…ってうわっ!?このメモひでえな!!

 

そこで、こちらの記事では以下のような内容についてご紹介していきます!

 

 

〇こちらの記事はこんな人におすすめです!

  • 発達障害でメモを上手に取れなくてお困りの方、メモを取るコツを知りたい方
  • ASDADHDの同僚や部下が仕事ができないためにお困りになっている上司の方
  • 発達障害の方で上手にメモを取るためのコツを知りたい方

 

こちらの記事を読んで、仕事をうまく進めていけるように

メモの上手な取り方のノウハウを見つけていってくれよな!!

 

1.発達障害の人が上手にメモをとれない、書けない原因について

 

以下のような原因が挙げられます。

 

1-1.そもそもメモを取らない、取ったメモをなくす

メモをそもそも書く気が無かったり、メモを取ったとしてもどこかにやってしまえばもちろん仕事はできないし、覚えられません。

 

実はマメにメモを取っている人って少ないんですよね…。

参考、画像引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000089462.html

 

こちらはメモ帳を販売している会社「共栄堂」さんによる、「デジタル時代のメモ帳」に関する調査結果になります。この結果から、メモを頻繁にとっている人は4人に1人であり、更に仕事中に取っている人は「7割」程度であるということが分かります。

 

メモを取る習慣がある人がデジタル化に伴い減ってきてるっキュ

 

発達障害の人の場合、そもそも「メモを取ろう」と考えない人もいれば「メモを取ったにもかかわらずメモ帳を失くす」「どこに何を書いたか分からなくなる」という人も多いです。

 

そのため、メモを取る習慣作りや、メモを綺麗にとるための工夫などをしっかりと教えてあげる必要があるのです。

 

1-2.メモを取っていてもどこに何が書いてあるか分からない

また、メモを取ってもメモ帳が増えて来たりすると、整理整頓がうまくできないADHDさんなどの場合、どこにメモ帳を置いたのか分からなくなってしまう…という人も多いです。特に注意欠陥の人の場合などに、よくある症状です。

 

そのため、大切なのは「部下や同僚がしっかり机の上を整理できているか」を確認することや、メモを持っているかを確認することになります。

 

1-3.LDでメモを取ること自体が苦手な人の場合も…

真面目でしっかりとしていて、メモ自体を取っていても「メモを取ること自体が苦手」という方もいます。LDの方の場合、文字おこしが苦手という方も少なからずいます。

 

LDとは、学習障害のことであり、特定の分野の勉強(文字の読み書き、計算など…)が苦手な発達障害の症状の一つを指します。

 

特に、上司がメモを取るまで待ってもらえないケースや、メモを取る時間がないような議事録などの場合は、頑張ってメモを取っている間に、話が進んでいってしまい、メモをしっかりと取れないために後で仕事ができない扱いされてしまう…という恐れもあります。

 

このタイプの場合、下手に「メモを取っていないせいだ、仕事ができないのは!」のように責めてしまうと、傷つけてしまったり、自尊心の低下を引き起こして負の循環にハマってしまう恐れがあります。そのため、上手な対応が必要です。

 

2.発達障害で仕事ができない人が上手にメモを取るためのコツやライフハック

 

そこで、こちらの記事では上記のような人ごとに、このような対策を取るのがおすすめであるということを紹介していきます。

部下がメモを取ってくれない…メモを失くす…などの困りごとを抱えている方はぜひともこちらの記事を参考にしてみて下さいね。

 

2-1.メモを取らない人には仕事としてメモを取る時間を与える

メモを取る習慣がないのであれば、メモを取って仕事でやったことをまとめる時間を仕事の一部に組み込んでしまいましょう。

 

習慣がない人にやれ、といってやらせるのは難しいからな

 

そのため、業務の一部に組み込んでしまったうえで、メモを取っているか確認するようにすることで、まずはメモを取ること=仕事であるという認識を植え付けてあげるのが重要です。仕事で相手のミスを責めている時間があるなら、そのミスを減らすための適切な指導/時間を割く方がよっぽど建設的です。

 

そのうえで、メモが上手に取れているか、見てあげるようにしましょう。

どのような方法を使うかは、個人に任せてよいですが、それが分かりづらければ元も子もありません。上司目線で、「こうするともっと分かりやすくなる」といったアドバイスを与えていくようにしましょう。

 

2-2.メモをなくす人には整理整頓ができる環境を与え、定期的にチェックしよう

メモをなくしてしまうタイプの人はだいたい机が汚いので、以下のような整理整頓のための道具を買って、整理整頓の習慣をつけさせるようにしましょう。

 

◎ここがポイント!

・バインダー
・ラック、小さめの引き出し
・テプラ(どこに何を入れたか書けるようにする)
 
整理整頓ができていれば、メモをなくすこともないし、必要な時にすぐ探しているものを見つけ出せるようになるため、業務効率の向上にもつながります。
 
そのため、整理整頓を業務中にさせるようにしたうえで、定期的に上司や同僚が整理が苦手なADHDさんの場合、抜き打ちチェックなどを行ってあげるのがおすすめです。
 

2-3.LDの方には動画や画像などを活用したマニュアルを作成させる

LDの方の場合、文字自体に対しての苦手意識がある場合があります。そのために録画ツールやスクリーンショットなどを活用したり、写真を撮って画像や図を主体としたマニュアル(メモ)を作成するといいです。

 

以下のようなツールを使えば、画面の録画が可能なので、パソコン上での操作のマニュアルなどを簡単に作成できますよ。ぜひ導入を検討してみて下さい。

 

図や写真が主体のマニュアルがあることで、その仕事を理解できていない人や、外注する場合にもスムーズに行えるようになります。そのため、その人のメモが業務全体の効率化に貢献します。

 

まとめ

  • 仕事の中でメモを取る癖がある人自体が7割程度と、メモを取る習慣がない人も少なからずいる
  • 発達障害ADHD、LD)の人の場合、メモを取っても何を書いたか分からなくなってしまったり、紛失してしまう、メモを取ること自体が苦手な人も…
  • 仕事ができない、発達障害で凹凸がある人にはメモを上手にとらせて管理させるために、その人に合った対応方法を心がけること

 

このように、発達障害ADHDASD、LDなど特性によってできること/できないこと、得意/苦手があります。その人の特性に応じたメモの取り方をさせるようにして、仕事ができない悩みを解決するのがコツです。

 

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